最近、いわゆる億り人の個人投資家の体験談を参考に、「セカンダリーIPO投資」を折にふれて試している。
オーナー社長に経営されているIPOから間もない成長株の中には、大化けして10倍株になるものもある。それを見つけるのが、株長者になる近道だ、というアプローチである。
2021年の私の成功例は、IPOでは当選しなかった4934プレミアアンチエイジングを、IPO後の上昇トレンド(&利益成長トレンド)を確認してから投資し、約2倍で利食ったことである。
2倍になったからそろそろ半分利食おう、ということで半分売り、もう少し上がってから残りの半分も売った。
欲張らずに2倍くらいで売れたのは結果オーライだった。
欲を言えば、高値は3倍までいったので、残り半分は高値を確認してそこから10%ないし20%下落のタイミングで売れれば理想的だったのだろう。このやり方(Duke。氏らのメソッド)は今度試してみよう。
しかし、今回は、約2倍で利食えたのは、日本株の中では上出来だった。過去5年くらいを振り返ると、もっと握力を強く!、とホールドした結果、一時は2-3倍に上がったのに含み益のほとんどを失ってしまった(保有していたらその後に値下がりしてしまった)という銘柄は数多くある。
プレミアアンチエイジングも、今日現在だと既に私の買値まで下がってしまっている。。
しかも、業績が悪くなったわけではなく、利益成長を続けているのに、投資家の熱狂(期待値?)が醒めてしまっただけ、という感じなのだ。
最近のグロース株からバリュー株へのトレンドの切り替わりもこの株にマイナスに働いているのだろう。
日本株については、それほど欲張らずに、敏捷に利確する、というスタンスが本当に大事であることは改めて肝に銘じたい。
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