現時点での私の投資利益は、米国・日本の株式(及び投資信託)の売買益と配当によるものがほとんど。これらは、税負担がほぼ20%で、今の日本では恵まれている(海外の低税率地域ではもっと低いところも多くあるが)。
投資家のみならず起業家(オーナー社長)のモチベーションを高める効果もあるので、東京の金融センター化や起業を促進したいのであれば、岸田総理には、ぜひ増税は思いとどまって欲しいと個人的には思います。
(インバース型の投信には本質的に欠陥があると私は考えているので)先物などデリバティブでリスクヘッジをしようと考えて実行したことが過去にある。先物なども税率はほぼ20%なのはよいのだが、原資産である株式や投資信託と損益通算できない。これではとても使い勝手が悪く、個人のヘッジ手段としては現実的とは思わない。
ところで、私は全資産の10%未満(5%以上)を金で所有している。これは、かつてはある程度の金額を積み立てていた(今も少額だが積み立てている)ものが、値上がりしたことによるもの。
金を所有すべきかどうか、というのはカリスマ投資家の間でも意見が分かれる(バフェットは利息を生まない金など所有すべきではないという考えで、長期でみれば確かに米国株の方が圧倒的にアウトパフォームしている)が、短期的には金はリスクヘッジ機能を有する。
しかし、よく考えてみると、これを売却すると、売却益には総合課税の税率がかかってくる。ということは、現金化するとなると、セミリタイアした時期とか、タイミングを図るべきということになる。約20%と約50%の差は大きい。
今後、もし金のポジションを上げたいのであれば、ETFを使うことを検討するだろう。
ちなみに、私はまだ仮想通貨はほとんど持っていない。流行り始めた頃に買っておくべきだったかもしれないが(テスラは仮想通貨に相当つっこんでいるが、CEOがかなりぶっ飛んだ人だからできたのだろう)、色々調べても価値の源泉が肚落ちしなかったのだから仕方がない。
勉強と経験のために、今後少し買うかもしれない。
でも、総合課税で約50%な上に株式投資の利益などと損益通算もできない、となると余り大きな投資はいずれにせよやりたくないかなあ、と思う。
当面の結論として、私の投資活動は、米国と日本の株式投資(と米国および先進国株インデックス投信の積立)をメインにやっていこう。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。